青春の彷徨・北国編
冬の北国、雪山を見に函館本線の列車で北上。
夜空の星と、波頭のしぶきがほのかに光っているだけの、茫漠とした闇に包まれた津軽海峡,を渡って来た。
吹雪で稜線はよく見えない。
荒涼とした、山麓。
北海道・駒ケ岳。1962年1月、冬休み。
何を見に、こんなところまで来たのか。
内浦湾が一望される山麓を、汽車が走る。強風が吹き荒び、海も山も荒涼たる冬の原風景。
旅する女、眠っている顔を写しても、もう、咎める人はいないだろう。
旅を折り返す。青函連絡船が函館を出航する。旅立つ人、見送る人、別れを惜しんで紙テープがひととき、つながっている。
旅立つ男の後ろ姿は、寂しげだ。船がスピードを上げ紙テープが風にはためく。離岸のとき牽引したタグボートがどんどん離れて行く。、このシーンは、今の時代見る事がなくなった旅情のようなものか。
港の防波堤の突端の灯台を廻ると、スピードを上げ一路津軽海峡をわたり、青森を目指す。
白鳥の渡来地 小湊
青森の25キロほど東、陸奥湾の更に南奥に位置する小湊。シベリヤから日本海を越えて、この入り江に白鳥が渡来する。
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ホームページで北国編ⅠとⅡの写真総集編・紀行文を書き加えています。スライドショウもあります。
こちらより
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