ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
作曲は1809年。
1811年、J.F.シュナイダーのピアノ、ライプチッヒゲバントハウスで初演。
この曲で私が注目していたのは、当時、楽章の終わりに独奏者のカデンツァを奏する部分の空白を、ベートーヴェンが楽譜に作らなかったという点だ。
このブログの前のほうで書いたが、第1~第4ピアノ協奏曲のカデンツァもベートーベン自身が書いている。
この4曲のカデンツァは、辞典などでの作品の分類では独立したジャンルに、他の2曲とともに掲載されている。いずれもピアノ用だ。
余談であるが、このベートーヴェンのカデンツア年代順作曲リストの1曲目は、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調KV466の1楽章、3楽章用に書かれたカデンツアである。
ベートーベンがこれを書いた経緯、その後の作曲の傾向など、なかなか興味深いことだ。
このカデンツアでゼルキンが演奏したモーツァルトのニ短調の協奏曲を、先ほど聴いたばかりだが、後日このブログにUPすることにする。
さて、本題の「皇帝」の鑑賞である。
手元のCDなど3曲を今回聴いた。それぞれを投稿するが、オーケストラはいずれも、ベルリン・フィルハーモニーである。
一枚はケンプ/ピアノ:ラーべ/指揮 CDモノラル
二枚目はワイセンベルグ/ピアノ:カラヤン/指揮 LPステレオ
三枚目はバレンボエム/ピアノ:指揮 CDステレオ
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