ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 3番をクナッパーツブッシュで聴く
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第 3番ハ短調 OP.37
ピアノ:アンドレ・フォルデス
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ハンブルグ放送管弦楽団、1962年1月15日ライブ録音
40年昔ホールでおこなわれた放送用の演奏会の録音である。
しかし、24BIT リマスターリングという技術のCD化録音をして発売された。
現在のCDはほぼ16bit/44.1kHzへダウンミックスされたもので、アーティストの息遣い、客席の気配、音響、空気感など細かなレベルの情報はカットされてしまっている。(音響事業者の情報)
LPレコード、アナログが根強く支持され、今見直され24bit/96khzの音楽配信、アンプなどの再生機器が開発販売される機運にあるのはこの辺にあるのだろう。
さて、その演奏である。前回のグールド:/ピアノ、カラヤン&ベルリンフィル、そしてピアノ・指揮バレンボイム&ベルリンフィルを改めて聴きなおしてのことである。
フルートなどの管楽器、弦楽器パートの音がクリアにピアノと響きあう。ヴァイオリン群のスタッカート、管楽器の上昇させるテンポのとりかたが緊迫感をだしてゆく、クナッバーツブシュの巧みな演奏と、それを再現する録音技術とあいまったものなのかな。
ピアノのカデンツァは私には情緒的に響いて、コーダ、トウッティと続くあたりは感動的だ。
続く第2楽章ラルゴ、私は弦楽器、ファゴット、フルートと美しく憂愁をたたえる旋律をそれぞれのパートが歌い上げると、涙が出そうになる、情緒的に感じるのに弱いのだ。
それが、先のグールド、カラヤンであっても、だ。
ロンド、アレグロ、弦楽器の音色が綺麗だ。オーケストラのトウッティ、オーボエ、弦のスタッカート、ピアノと協奏が美しく、力強く堂々と、華麗さをみせてカデンツァ、われるような拍手。
| 固定リンク
「クラシック音楽」カテゴリの記事
- モーツァルト・ピアノ協奏曲15番を聴きたくなって(2012.05.17)
- クリスマスといえば、くるみ割り人形(2011.12.25)
- モーツァルト;ピアノ協奏曲第26番,第27番を聴く ・・・全集の終わり(2007.09.13)
- サントリーホールでブラームス:ピアノ協奏曲第1番を聴く余談(2007.09.30)
- グラミー賞の内田光子/モーツァルト・ピアノ協奏曲第24番を聴く(2011.08.25)


コメント