モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番を聴く・・・5、ピアノ:ゲーゼ・アンダ
モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲 第20番 二短調 KV.466
演奏
ゲーゼ・アンダ(ピアノ&指揮)
Camerata Academica des Salzburger Mozarteyms
1965年5月 デジタル録音CD
第一楽章 アレグロ ニ短調
序奏のオケのテンポが速く リズムの強弱がはっきりしていて、ピアノもピアニッシモ、フォルテが美しい。どのあたりかの小節のピアノの拍子の繋がりが特徴的な弾き方のように感じるところがある。
カデンツアは主題のちりばめ方が優しく穏やかなのが次第に強くコーダに特徴的に移るのが印象深い。コーダは極めて速いテンポ。
第二楽章 ロマンス 変ロ長調
ピアノの主題がこれまたテンポが速く、繰り返しのところでややテンポが緩やか。優しく歌う別の主題の弦のスタッカートが,優しく変奏する。
情感に溺れず穏やかに抑えているかのよう。なぜか胸に熱く迫ってくる。
一転する短調の中間部も弦、ピアノが強い上昇へテンポ速く刻むようで、息苦しい。
終結部、やさしく憂い深く、主題をピアノ、木管が情緒深く奏でるがテンポに変化をつけてゆったりと終える。
第三楽章 アレグロ アッサイ ニ短調
主題を激情的にソロ、オーケストラと反復し、テンポが速く険しい緊迫感を強めてゆく。
カデンツアは極めて短く、というより2、3小節ほどのピアノソロのあとフアゴット、オケと長いコーダに入り、劇的緊張のうちに終える。
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