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2006年9月 1日 (金)

500円のDVD映画『別離』を買う、バーグマン、ラフマニノフ、グリーグ?

Fi2619718_1e むかしむかし、こんなことがありました。

アメリカ映画『別離』の原題は「INTERMEZZO」である。InterMezzoとは日本語では「間奏曲」である。
1936年、スエーデン映画で「間奏曲」を主役で演じたイングリット・バーグマンはアメリカで公開されて人気を博した。
これを契機に、リメーク版「別離」(INTERMEZZO)がアメリカで製作され、1939年公開された。ハリウッド女優バーグマンの華々しいデビュー作となった。

私がこの映画「別離」を見たのは19X3年3月10日(火)である。
この日の私の日記に、バーグマンの美しさや、挿入されていたラフマニノフのピアノ・コンチェルトのこと(何番かは記述されていない)と、 intermezzoは甘美なメロディ・・・などと感想が書かれている。

話は飛ぶが、もうかなりの昔、イギリス映画「逢いびき」のテーマ音楽にラフマニノフのピアノコンチェルト第2番が使われて一躍有名になり、多数の方に愛され続けてきた。
このことをもう1年も前ごろ、ブログの人たちと投稿で交流したことがある。
そのときのエントリーのひとつで「別離」でラフマニノフの協奏曲が使われたように書いていた。

そして今回、DVD映画「別離」を入手にして観たところ、演奏された挿入曲のことで意外なことに気がついた。

ストーリーの展開上重要な転機となるピアノの演奏のシーン、イングリット・バーグマン演じるピアニストが演奏するのだが、曲名がわからなくて何度も観て、聴きなおした。
映画の始まりに台詞字幕に”ラフマニノフをきいたあとで・・”というのもラフマニノフの曲と思い込んだ一因。
CDでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を何度も聴きなおし、「別離」の問題の曲を聴き比べた。
やはり違う、グリークではないかと気がついて、CDを探し出した。






Fi2619718_2e グリーグ作曲:
ピアノ協奏曲 イ短調 OP16

映画『別離』の中でピアノの独奏、途中でヴァイオリンがオケ部分の伴奏をするのだがこれがこの曲の第1楽章、カデンツァの部分を編曲したものであったことが、やっとわかった。
原曲のこの楽章のカデンツァをかなり長大に、熱情的に演奏した。
イングリット・バーグマンがピアノを演奏しているシーンだが、プロ並みの演奏振り。

ちなみに、今回CDで聞いたのは
ピアノ:ゲーゼ・アンダ
指揮:クーベリック、演奏:ベルリン・フィル
である。
なお、CDのジャケットは左はカラヤン、右がゲーゼ・アンダで、このCDにはほかにブラームス;ピアノコンチェルト2番を収録したいる、そのメンバーである。


Fi2619718_3e ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 OP.18

長年、映画『別離』でラフマニノフのピアノコンチェルトが使われていたと思い込み映画を再び観て、疑問が膨らみ、結局疑問がとけたのだった。

この機会にこの曲をまた、何度も聴いた。
第3楽章はハ長調が主調であるが、ピアノがハ短調の主題をffで演奏する。
このあたりが、私、頭の中でグリーグのカデンツァの旋律と錯綜して、どこかでつながり、混乱するのだった。

ピアノ演奏:ワイセンベルグ。特に、若い女性に人気の高いのは、この演奏で示される超高度な演奏技術、豪壮華麗さ、ロマンテックな情感と激情に魂を奪われるからではないか?

指揮:カラヤン;演奏:ベルリン・フィル

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