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2006年9月10日 (日)

ラフマニノフ:ピアノコンチェルト2番をLilya Zilberstein(pf)で聴く

Fi2619720_1e_2 セルゲイ・ラフマニノフ作曲
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18

演奏:リリヤ・ジルベルシュタイン(pf)
クラゥディオ・アバド(Con) ベルリン・フィル;1994年録音CD

写真はこの演奏の指揮者、CLAUDIO ABBADOと
ピアノのLILYA ZILBERSTEINの練習のときの瞬時のスナップであろう。
Liaya Zibberstein,2003年フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノコンクール審査員をつとめたスタインウェイアーテイスト。1966年モスクワ出身。この演奏のときは28歳くらいだろう。

暖かい、なんともいえない二人の表情。曲の表現のしかたをミーティングをしているのか・・・・などと想像しながら聴く。

第1楽章
この音楽の興奮に満ちた激情と躍動的に充ちたダイナミズムは、ロシヤ革命前夜のパトスから生まれた『高ぶった様式』と表現した、と前回のワイセンベルグ、&カラヤンの演奏の解説を引用しブログに書いた。
が、このリリヤの演奏は右の写真から生まれたのではないかと私が思うに、ロマンティックな情感、抑えた激情の表現・・・と、思う。
第2楽章
テンポが緩やかであり、叙情的憂愁な場面は女性らしい優しさに充ちた感性の瑞々しさをうかがわせる。
コーダではオーケストラの甘美な憂愁の満ち満ちた情感におぼれることなく、豊かに表現した。

第3楽章
序奏の後のピアノがフォルティシモでハ短調の主題を奏し、オーボエ、ヴィオラによる変ホ長調に転調してピアノが主題を大きなうねりのような、そして細やかさ、大胆さを交錯させて展開してゆく。
ソロで主題をリードしてオーケストラを盛り上げ、繊細な旋律、ダイナミックで高度の技巧をみせフィナーレへ。

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