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2006年12月 3日 (日)

モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番を聴く

モーツァルト作曲
ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595 

ピアノ&指揮:GEZA ANDA
演奏:Camerata Academica des Salzburger Mozarteums 1970年録音 CD

この曲は、モーツァルト生涯最後の年の作品、ピアノ協奏曲も最後となる作品である。
経済的にも困窮し健康も害していて、痛ましい。初演はモーツアルト自身によって演奏されたそうだが、演奏家としても最後の舞台だった。

私は情緒的、感傷的になりやすいので、第1楽章の美しく気高い旋律を聴くと涙が出そうになる。
もちろんそれだけではない、主題、副主題の提示展開、対比、管楽器とピアノの響き
など新しい思潮につながってのではないか、などと、おこがましくも私は思うのだ。

第2楽章 ラルゲット、上品にゆったりと、そしてリズミカルに第3楽章の陽気に軽快で愛らしい雰囲気につながってゆく。
第3楽章のカデンツアは第1楽章ののときのように華麗技巧的でリズムカル、装飾音を散りばめ、ときにダイナミック。

第1、第3楽章のカデンツアはモーツァルト自身によるもの。

このピアノ協奏曲はGEZA ANDAのモーツァルト・ピアノ協奏曲全集によるもので、過去何度か何曲かをこのブログで聴き、書いてきた。

モーツァルト自身のピアノ協奏曲のカデンツアを遺しているものを、下記に記録しておく

モーツァルト作曲
カデンツアを書き遺したピアノ協奏曲
第3番 第1楽章
第14番 第1楽章
第9番 第1,2楽章、第3楽章(この全集では1、モーツァルト/アンダ、2、アンダ)
第12番 第1、第3楽章
第13番 第3楽章
第15番 第1,2楽章
第16番 第1,3楽章
第17番 第1,3楽章
第5番 第1、2楽章
第18番 第1,3楽章
第19番 第1,3楽章
第23番 第1楽章
第27番 第1,3楽章

長く続けてきたピアノ協奏曲シリーズ、この27番で終えようと思っていたが、
モーツァルトの遺したカデンツアでまだ聴いていないもの、書いていないものをこれから別の作品の間に入れながら、書いてゆこうと思っている。

どうぞご覧くださいますように!

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