吉村作治の早大エジプト発掘40年展
会場の玄関に掲げられているデスプレー、その下は天幕、テントの屋根である。
テントの中から玄関へと進むと薄いレース風のカーテンの扉。探検隊のテントをイメージしたカーテンをくぐり進むと、エジプト5000年の歴史が甦ります。
吉村作治先生のことは、テレビでよく知られていますね。
早大古代エジプト調査隊の40年に及ぶ調査の歴史、そして一つの大発見の端緒となった衛星からの探査から発掘にいたるお話、セヌウの木棺を開封して被された布を広げた瞬間、ミイラマスクが3800年の時を経てエジプトの陽光を浴びた映像など、感動しました。
発掘された出土品で展示されていたものは、紀元前約3550年~前2030年のもの、約250点です。
吉村隊が発掘し、エジプトで保存されているものをエジプト政府の協力により、借り受けたものだそうです。
ツタンカーメン王の指輪、セヌウのミイラマスクなどをまのあたりにすると、工芸技術の高さ、美意識のようなものに圧倒される。
ミイラマスクの飾りにハゲワシが描かれ、羽を広げて冥界への旅立ちを身守るのであろう、木棺にほどこされた文字、飾りを見ると、あの世とこの世を行き来する・・・魂、この世を見るための目の絵が描かれていて、感銘が深い。
先日の京都・五山の送り火を映像で観たが、宗教学者の方の解説を思い出した。
この大文字焼きやお盆の風習の心と似たような思想ではないか、などと思ってしまう。
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