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2007年10月 8日 (月)

N響首席フルート奏者・神田寛明さんのブラームス:Sym’No.4、第4楽章を聴く

7月22日 N響アワー視聴から

この日はフルートが活躍することで有名な曲、3曲の演奏放映。

1.ラヴェル作曲:バレエ音楽;ダフニスとクローエ第2組曲
第2楽章 指揮;アシュケナージ


ピッコロ、オーボエ、クラリネットが主に奏して、印象派風、知的で洗練された曲趣を感じさせながら進む。
ギリシャ神話を基にした恋愛小説『ダフニスとクローエ』を昔読んだが、一部分記憶にあるのみ。
三島由紀夫の翻案小説『潮騒』でも知られている。
フルート・ソロが重要な役割を担うような部分。ハープの幻想的な
フレーズがあったり、美しく楽しい。

2.ベートーヴェン:交響曲 第6番 田園より第2楽章
指揮;アシュケナージ

フルートがナイチンゲール、クラリネットがホトトギス、オーボエがうずらの鳴き声を表すといわれている。
神田さんはナイチンゲールの実物を知らないそうで、イメージで奏したそうだ。

3.ブラームス:交響曲 第4番 第4楽章
指揮;エマニュエル・クリヴィヌ

この曲の主調はホ短調、そしてこの第4楽章もホ短調で書かれている。
厳粛、荘重なトーンを底流に、熱情的な終楽章。
バッハのカンタータのシャコンヌ主題に基づくといわれているパッサカリア主題の変奏で構築されているこの楽章だが、フルートのソロがリードする変奏部分、神田さんが見事な演奏振りで、私もここが大好きで、聴くたびに胸が熱くなる。
そのあと、オーボエ、ファゴット、ホルンと管楽器が活躍する変奏部分があるのだが・・・。
演奏が終わって指揮者エマニュエルが神田さんを指して立ち上がらせ、賞賛の拍手を向けさせた。

その神田さんが、番組で池辺晋一郎さんとトークで語った言葉がとても印象的。
きれいな音を心がけるのが第一、解釈とか、作品はなにを言いたいのかを考える・・・というのがモットーのようでした。
また、ベルリン・フィル主席フルート奏者カールハインツ・ツェラー
はモーツァルトのフルート協奏曲を50回演奏するよりもブラームスのシンフォニーを吹いたほうが喜びが大きいと、語ったそうで、神田さんも同じような思いらしい。

楽器配置、指揮者、曲によるのだろうね。
エマニュエル・クリヴィヌのこの曲では、右翼前列にチェロ、その奥の列がヴィオラ,その右奥がコントラバス。左翼にヴァイオリン。
アシュケナージの演奏のときは、右翼前列がヴィオラ、その奥がチェロ、右一番奥にコントラバス。左翼にヴァイオリン。

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