オフィスのBGMはベートーヴェンのヴァイオリン・協奏曲
某日
執務中の途中で気がついたら、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が流れている。
暫く聴いていないが、私には全楽章が刷り込まれている。
ベートーヴェンのベートーヴェンらしい曲風、なんていっていいのかどうか、
抒情性や力強さ、スケールの大きさをカデンツァに凝縮させる緊張、緊迫感、王者の風格を持った名曲を表現しているように感じた。
特にヴァイオリンならではの無伴奏のカデンツァ、演奏は誰かわからないけれど、鋭く、正統的?に高度の技巧だ。
帰宅してシュナイダーハン:ケンペル&ベルリンフィルの演奏CDを聴いた。
青春時代、SPレコードを買って何度も何度も聴き、恋人との想い出もある懐かしい曲だ。
シュナイダーハンの第一楽章導入部、オケのテンポとリズムになにか違和感を覚えたが、進むにつれて(同時進行で書き、聴いています)
刷り込まれていたものになっている。
そしてカデンツァだ。ヨアヒム作のものを演奏している。
第2楽章はヴァイオリンのソロがとてもとても美しい、長いフレーズを聴かせてくれる。
清澄な美しいカデンツァに続いて第3楽章に。
明るく躍動する主旋律をヴァイオリンが奏でる。
ピチカート、スラーでソロが終結部に進み、三度目のカデンツァで技巧的に魅了しながら、オーケストラが重厚に高揚して協奏する。ヴァイオリンが繊細で抒情的にオーケストラと織り成す美しいコーダ。
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