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2010年5月17日 (月)

ラ・フォル・ジュルネ オ・ジャポン「ショパンの葬送」よりモーツァルト:レクイエム

W.A.モーツァルト 作曲 レクイエム 二短調 K.626


『レクイエム』には作曲にまつわる謎の依頼者のこと、完成を待たずに亡くなったことなどの成立事情と未完の部分の補筆のことなど、今日まで論争されている。

Mozart_requiem『レクイエム』は第1曲より第8曲までの四声部独唱、四声部合唱、管弦楽からなる宗教曲である。
私が「アマデウス」で聴き今回のことで手持ちのCDで聴き直したのは以下の曲。

第3曲 SEQUENTIA 《セクエンツィア》は 6部よりなる。
(5) Confutatis (コンフターティス) イ短調
全オーケストラの荒々しい伴奏で「呪われし者の像」の男声の歌と、弦のみで支えられて女声の静かに救いを求めて歌う。やがて四声が唱和し、痛切に交錯する響きが伝わる。

(6) Lacrimosa (ラクリモサ) ニ短調
モーツァルトの絶筆となった楽章部分。
悲劇的、哀切な美しい旋律で歌われる「その日こそ涙の日 Lacrimosa dies illa」。
つづくソプラノがクレッシンドで徐々にのぼりつめ、緊張し高揚して、結尾の合唱のフレーズが『アーメン』と最後をしめくくる。

この長大な第3曲セクエンツィアは前述のとおりモーツァルト自身第8小節くらいしか書かず、絶筆となった。
だが、このセクエンツィア、ラクサモアの最後のアーメン・フーガはモーツァルトが壮大なフーガ構想を暖めていたスケッチがあり、補筆した弟子、あるいは妻コンスタンチェが依頼した作曲家による補完稿となったものなのであろう。

このようなことから、私は『アマデウス』のモーツアルトの葬儀と遺体の埋葬のラストシーンでのレクエム音楽はコンフターティスとラクリモサが流れた情景の印象が深く、探求してゆくのでありました。

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